農業害虫ともいわれ、きわめてたくさんの例がある。収穫後、保存中の農作物を加害するものは、貯穀害虫という。農業においては、害虫への対応いわゆる害虫防除は、過去より現在に至るまで、もっとも重要な課題の一つでありつづけている。古くは虫送りなど、害虫を追い出す行事があり、最近では農薬を主体とする防除法が発達している。農薬には副作用や環境への影響など、様々な問題もあり、現在では出来るだけ農薬を使わない工夫も行われる。天敵利用など、自然の作用を利用する防除法なども施行されている。
農業害虫
バッタ:大量に発生すると、移住性を持つようになる種。飛蝗による蝗害は、アフリカなどで時に甚大な害を与える。
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ウンカ:特に稲に対する被害が大きい。
ミバエ:熱帯地方では果樹に大きな被害を与える。ウリミバエは沖縄諸島にいたが、不妊虫放飼という方法で根絶された。
メイガ:様々な植物を食べるものがいる。稲作では、ニカメイガとサンカメイガは、かつて最も重要な害虫であった。
カメムシ:植物の汁を吸う。様々な農産物に様々なものがつく。近年、日本ではツヤアオカメやチャバネアオカメが大発生する年があり、問題になっている。
アブラムシ・カイガラムシ:植物の汁を吸う。いずれも繁殖力が強く、植物上にコロニーを作り、大きな被害を与える。
アザミウマ:植物の葉や果実の表面を加害する。農薬に抵抗性を持った種類が増加して問題となっている。